2009年、故ヴォルフガング・ヴァーグナー バイロイト祝祭劇場総支配人と高辻知義教授、ベルリン空間音楽コレギウムは、作曲家リヒャルト・ヴァーグナーが「総合舞台芸術」として作品譜面の「ト書き」に書き込んだ空間的な指定が、極めて重要な音楽上の指定を含むものであることを検証する「バイロイト・モニュメント」プロジェクトDas Monument Bayreuthを開始しました。
2011年以降は慶応義塾大学独文学科粂川研究室、東京大学作曲指揮研究室などの参加する日本学術振興会・科学研究費プロジェクトとして東京・新国立劇場の協力も得、舞台上の高低差などを含むさまざまな配置で歌われる歌手の声、およそ多様な配置から聴こえる器楽音などの演奏分析から、生前のヴァーグナーが目指した音楽の空間的な実像が明らかになりつつあります。
プラザ・ファンデーション設立に当たり、これらの成果を反映した楽劇演奏をコンスタントに行う「東京アートオペラ」の演奏プロジェクトを開始いたします。
詳細はこちらへ:
http://www.tokyoartopera.com/#!tristan-und-isolde/cu0n
[日時]
2013年11月16日 15:00〜12月1日 18:00
[場所]
慶応義塾大学三田北館ホール
[チケット]
ミュージアムショップTAM
03-3300-2568
〒182-0002 東京都調布市仙川町1-25-2
ネットショップ:
http://tkyartopera.theshop.jp/